山は動くものではなく動かすもの

「大手でもダメだったんだから、ウチでは無理」これ、企業の研究ではよくある話だと思うのです。他社における失敗の要因はいろいろあると思うのですが、時に「まだいけるだろ、ウチでやる余地あるだろ」ってテーマがトップダウン的判断で潰れます。そんなの会社だからしょうがないじゃん、ってのも勿論ありますが、時に、不屈の精神と根性でもって、下からのディシジョンメイキングで復活する、そんな例もあるようです。日陰の活動が報われると。


そういう経験をした人は、(特に社内的な) conflict への対処に非常に優れているように思います。そんな人がリーダーであれば、自分がなんとかしなきゃ、って思いをメンバーが共有できると思うし、筋肉質なチームになっていく気がします。同時に、偉い人のいうことをハイハイそうですねと聞いてるだけの人は研究に向いてないだろうなーとも思います。「山は動くものではなく動かすもの」ということを忘れずに仕事したいなーと考える、週末でした。