学生時代にやっておきたかったこと

おっちゃん世代(30後半〜40後半)とお酒を飲みに行くと、時間を遡れたならばいつに戻りたいか?って話によくなります。多くの人は、学生時代(それも大学生)に戻りたいって答えます。理由はきっとひとそれぞれで、好きなことを学ぶことが許されたり、好き放題遊べたり、講義を受けずにバイトや部活に明け暮れたり、海外旅行に行きまくったり、そんなことをできたから。こういった話を聞くと、特に誰かから強制されることなく、自分の時間を自分の意志で自在に使える期間=学生時代だから皆戻りたいと思うのかなと想像します。ノーリスク(=自己責任)でなんでもできる無敵期間って、考えてみると学生時代だけ。一度社会に出てしまうと、色々やりにくいこともあると実感します。


その一例として転職があるかもしれません。一度社会に出てしまうと、結構難しそう(特に日本では)。家族を持ったりした日には、転職に対するハードルは一層高くなると思います。一方学生時代であれば、〜大の学生という身分は卒業しない限り保障されるから、興味ある業界に入り込んでその世界を垣間見るには格好の期間となると思います。新進気鋭のベンチャー(だけど、実際何してるのか世間的にはさっぱりわかんない)にインターンいったりしたら、貴重な経験ができるかもしれない。なぜかすごい売上をあげることができたり、会社が突然潰れたり、そういう体験をすることが、将来何かに活きてくるかもしれない。独立志向の強かった友人の中にはベンチャーでバイトって人、いました。彼はもうすぐ勤め人を卒業し、独立するそう。


もうひとつ、社会に出るとなかなかできないのは海外旅行。まとまった長期休暇はそうそう取れません。学生時代にアメリカみたいにバカンスが定着したらいいのに。。。興味のある国には早めに行っておくといいよねと思います。異文化に触れる、くらいならまだしも、どっぷりつかる(1ヶ月とか)のは仕事始めたら、海外勤務以外ではほぼ無理。


ということで、ぼくが学生時代にやっておきたかったことは「転職」と「海外旅行」の2つですというお話でした。来月はそのうちひとつの海外旅行(初欧州)に行ってきます。