「fix,share されたこと以外は発表できない」は正しい、でもそれだけじゃ、足りない

週末は飲んでしまう。今日はちょっと失敗談。今後につなげるべく書きとめておく。


研究の仕事といえど、ふつーのオフィス仕事であるような会議は数多く存在する。ひとくちに会議といってもいくつかの階層があって、それは居室での研究に関するディスカッションから、研究本部長レベルの幹部に向けたプレゼンまでさまざま。上の階層の会議に話をするためには、その下のレベルの会議をしたメンバー内で、ネタが共有・fix されてなくてはならない。ここまでは当然。


が、それが頭にありすぎたせいか、ちょっと失敗した・・・それは、研究進捗に関する報告の場で、想定外の質問を受けたときの話。言われてみれば、ちょっと結果の解釈が難しいところについての質問だった。それに関する解決策、個人レベルでは考えていたものだったが、会議前に全体でウラを取っていなかったため明言を回避、そしてお茶を濁してしまった。本来こういう場合、実際にその解決策を講じるかは別として(件の指摘はそれほど根本的な問題でなく、より優先すべき課題があった)自分がどのように考え、そしてどこまで具体的な形で対策を提示できるかをアピールすべきだった。そして、それに対するサジェスチョンをしてもらうほうが正解だった。会議後、そういう旨の指摘をしてくださった先輩には感謝だ。


そもそも、研究職って頭使って(あと手を動かして)ナンボの商売。(研究の上司は皆ハイパフォーマンスを発揮するプレイングマネージャーだ。)自分が考えていること、そしてどのような形で実行できるかを言えなくて、どーやってお金貰ってるの?と言われたら、答える術もない。最低限のルーを守って、あとはもっと積極的にディスカッションしたらよかった。「会議」って名前がつくものに、ぼくはちょっと遠慮してしまう・・・特に個人的な考えを述べてよいのかの判断が、まだまだ難しい。考察が及んでない部分も多々あるのは事実だけれど、必要以上に「会社」とか「会議」とかを意識しないほうがいいのかもしれない。それが結果として個人的にもチーム的にもいい結果をもたらすのだから。


なんだか学生の頃にガンガンやってたことに躊躇してしまう自分が情けない!来週からまた張り切っていきましょう。






#・・・そういえば今年の新入社員のタイプはエコバッグ型。提供元の日本生産性本部の生産性やいかに。

平成21年度・新入社員のタイプについて

「エコバッグ型」

環境問題(エコ)に関心が強く、節約志向(エコ)で無駄を嫌う傾向があり、折り目正しい。小さくたためて便利だが、使うときには大きく広げる(育成する)必要がある。
酷使すると長持ちしない(早期離職)が、意外に耐久性に優れた面もあり、活用次第で有用となるだろう。早く消費を上向かせ、エコバッグを活用する機会を増やしたいものである。

ネーミング詳述
環境問題への関心が高まる中、様々なエコ商品が登場している。その一つであるエコバッグは安価で手軽に携行できることもあり、流行商品となった。

採用面接の際に環境保護(エコロジー)や、社会貢献、コンプライアンスといった問題について関心をもっていると話す学生が多い。しかも彼らは節約志向(エコノミー)で無駄を嫌う傾向がある。
エコバッグは登場以来、ブームとなり多くの人が手に入れた(大量採用)、中には一人で複数(内定)持つ人も。ブランド物に人気が集まった(根強い知名度の高い企業志向)こともある。折り目正しく小さくたためるが、使う時にはちゃんと広げる(育成する)必要がある。エコバッグも流行に終わらせない努力が必要。早く消費を上向かせ、エコバッグを活用する機会を増やしたいものである。

今年の新入社員は前年にひきつづきの大量採用で楽勝ムードの売り手市場の中、就職活動がスタートしたが、昨年秋の金融危機をきっかけとする不況懸念で内定取消の嵐が起きた。売り手市場から立場は逆転し、学生たちは、内定先からの連絡を内定取消ではないかとびくびくする毎日。波瀾万丈のストーリーに翻弄された今年の新入社員。