覚えるばかりでつまらない?生物を楽しく理解できる2つのツール
地元の塾で高校生物の臨時講師などを依頼されることがあったのです。そのときの高校生の会話で、生物って高校で習う内容が全然面白く感じないとのこと。確かに。高校生物って自分で面白いことを探さないと全然つまらない暗記教科になってしまうんですよね。特に、生物Ⅱという科目。僕らの世代では確かセントラルドグマのざっとした内容と集団生物学(ハーディ・ワインベルグの法則とか)であったように記憶しています。ちょっと分子生物学の入り口みたいな部分をやるのにリアリティーなさすぎて正直嫌いでした。当時はネット接続もダイヤルアップからケーブルインターネットに移行したくらいで、しかも今みたいに普及してなかったせいか、自分で学習するためのツールを手に入れられなかったんですよね。今はなんかあるかなーと思いちょっと調べたら、なかなかいいのがありそうだということに気づいたのでちょっとあげておこうと思います。
例えば DNAの構造とはたらき だと染色体、核酸の構造とかセントラルドグマのあたりが。こういうのがあると視覚的に理解できていいですね。日本語で使いやすい。
海外のサイトだとこんなのもありました。大学生の教養とかのレベルだと思います。イイ声の解説つき。勿論英語ですが発音きれいでゆっくりだから聞き取りも楽勝です。
North Harris College-Biology I Animations Movies & Interactive Tutorial Links
本だとこんなものもありますね。DVD 付きでいいかんじ。もう教科書と図説だけじゃだめな気がします。おもしろくない。
- 作者: JT生命誌研究館,工藤光子,中村桂子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/12/21
- メディア: 新書
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最近の学校教育の現場がどんな感じなのかは知らないんですが、こういう動画ツールはどんどん導入していったらいいのになーと。サイエンス・コミュニケーションってのもあるみたいですし、正しい(と思われる)科学がもっと身近なものになるといいですね。